
【プロフィール】
生年月日:2001年11月17日
出身地:埼玉県
身長:165cm
特技:歌唱、ギター、ピアノ、ダンス
【略歴】
ドラマ・映画・舞台などで活躍。
NHK 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』『なつぞら』NHK『ここは今から倫理です。』大河ドラマ『どうする家康』
WOWOW『ソロモンの偽証』
NTV系ZIP!朝ドラマ『クレッシェンドで進め』
EX『相棒season15』『相棒season16元旦SP』
映画『沈黙のパレード』
ミュージカル『春のめざめ』(奥山寛演出)『鉄鼠の檻』(板垣恭一演出)舞台『うねり〜踊らない二人〜』(川名幸宏演出)などに出演。
直近では『パラサイトパラダイス』(古城十忍演出)に出演。
YouTubeでnenneとしてカバーやオリジナルを投稿するなど、歌手としても活動中。
Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ
子供の頃歌手になりたい気持ちが強くて、歌のオーディション番組に出たことがあって、ちょっとだけテレビ映ったんですよ。
そこで見てたマネージャーさんが僕のことを誘ってくれて。
歌手デビューや!とか思ってたら俳優の事務所で、あれよあれよと時が過ぎて今ですね。
でもマネージャーさんに勧められて映画観てドラマ観て、小僧なりに思うものがあって。
なんというか、そういう映画だったりドラマだったりを家族で見てる時間が、結構好きだったんですよね。
僕にとって俳優だったり演劇だったりが自分ごとになるのは早かったと思うんですけど、そういう時間のおかげでリスペクトが後から追いついてきた感じで。
そういう意味では、きっかけはそこだったのかなと思ってます。
Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの
一言でまとめるなら芸術ですね。音楽であり映画であり舞台であり本であり、その一欠片でも欠けていたら今の僕の価値観は育まれなかったと思います。
僕が芸術に影響を受けたと思う理由として、正解が一つじゃないというのがあります。
誰の受け売りだったかも思い出せないんですが、芸術は感動さえさせればいい、と言っていたのを覚えていて。感動という言葉で最初に頭に出るのは、泣いたり心が浄化されてるような、そんなイメージだと思うのですが実際はもっと単純で簡潔。
心を動かすこと、つまりそれがプラスの理由である必要がない。
悲しませてもいいし、怖がらせてもいい、もちろん楽しませても笑わせてもいい。
心を動かす、その単純だけど奥の深い言葉は僕を不思議とポジティブな気持ちにさせました。
それって人生じゃないか!と思うんですよね。
今の連続を繰り返していく中で確実にある選択肢の数々、それを成功しようが失敗しようがそのどちらでもなかろうが全てを愛することができる、「ありがとう」と思える考え方だなぁと。
うん、芸術ですね。

Q3.私の好きなこと・もの(なんでもOK)
寝ることが好きですねー。
それも寝ようとして寝るのではなく、例えばスマホを見てる時、学生の時は授業中、そんな別のことに意識が向きながら眠りの誘惑に体を委ね始める瞬間!
最高ですね。
あとは音楽も好きですね!
もう全般なんでも聴くタイプなんですけど、特に好きなアーティストが高橋優さんなんですね!
中学生くらいから聴いててずっと好きだったんですけど、自分が曲を作るようになってから、ストレートな歌詞を書くということの難しさを痛感して、より一層すげぇなぁと。
高橋優さんの代表曲の多くは世界平和を歌ったり、苦しさに寄り添ってくれるものが多いんですが、中には君が幸せになってくれたら誰が死んだってどうでもいいって曲も歌うんですよ。
その二面性、どこまでも狂おしく人間たる彼に、僕は感情を教えてもらったような気がします。
Q4.あなたにとってお芝居とは
難しい話ですよねー頑張って書きます。
僕は中学3年くらいに俳優デビューをさせていただいたんですが、当時は芝居に対する軸みたいなものはできていなくて。
台本に書いてあることをとにかくやる。負けん気はあったかもしれませんが情熱はなかったんじゃないかな。
軸ができる転機が今の事務所に入ったことなんですけど、そこで教わったことは子供なりに納得できるものが多かったんですよね、納得できる年齢に追いついたとも言えるかもしれませんが。それでドラマとか、映画とか、舞台とか見続ける中で、表現されていない演技なんてもう存在してないんだろうなと思ったんですよ。
ただ、そうだとしても、芝居は違う。その組み合わせは多種多様。
幾万通りの道を想定し、頭の引き出しから正しく引っ張ってくる。全ては繋がっている、だから作品を見続け記憶したものだけが歩き続けることができる。
まぁそんなことは芝居に限らず全てのことに言えることで、言ってしまえば僕が芝居をやる理由にはならないんですよね。つまり僕にとっての芝居は、あった方が僕の人生を豊かにしてくれるもの、他の数ある素晴らしい選択肢よりちょっと前から居てくれたもの、なんだと思います。

Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象
感想としては、そうきたか!!という感じでした。
演出の阿久津京介君とは去年の舞台で一緒で、彼の他の台本も読ませてもらったり、舞台を観たこともあったので、僕はその台本に何か挑戦のようなものを見ました。そして、密かにワクワクしました。
僕があまりやらないタイプの役柄、求められてこなかった役柄、でもそこに僕を見出してくれた。
勝手ながら期待に応えたいと思いました。
ここからは全体の雰囲気、印象の話なんですが、台本は顔合わせの時に初めて渡されて、そこでいきなり本読みという形だったので次が一体どうなるのか、このセリフにはどこまでの意図が乗っかっているのか、考えながら読んでたんですね、みんなもそうだったと思います。
ただ印象的だったのは、みんなずっとニヤニヤしてたことですね。
あー今楽しいんだろうな、僕も楽しいよ。
そんな言葉をかけたくなる雰囲気。素敵な時間でしたね。
Q6.観てくださる方に自由にメッセージ
この舞台は子供も大人も誰も彼も楽しめる物語になっています。
芝居、音楽、ダンス、その空間において何を思おうと、何を感じようと自由!!
でも僕達が見たいと思っている景色を、あなたと共有できたら何より嬉しい。
そのために今を、明日を頑張りますね。
観に来てくださるのを楽しみに待っています。
作・演出 阿久津京介よりコメント
もあダむvol.3『もうそうしよう』キャストインタビュー。
男性キャスト1人目に紹介するのは、山下真人くんです。
彼と出会ったのは昨年、所謂「商業の舞台」の現場でした。
出会った時の第一印象は「優しそうな人」。
そしてそれは、時間が経った今も変わりません。
本当に優しくて、柔和な雰囲気を持つ、謙虚な人。温かい人。
一緒にいても、とても落ち着く感覚があります。甘えさせてくれる包容力。
ぼく自身、実際には真人くんとはかなり歳が離れているのですが、接しているときにはそれを感じさせない、不思議な魅力に溢れた人です。
まだ若いながらも大河ドラマや朝ドラ、映画をはじめとした、名だたる作品にも多数出演しているので、そういった現場での確かな経験が、彼の纏っている大人びた雰囲気を形成しているのだと思っています。
こういう活動をしていると、仕事柄たくさんの人に出会います。
その現場現場で仲良くなる人はいれど、公私ともに仲良くなれる人、というのはそう多くはありません。
そういう意味でも、「山下真人」という人間と出会えて、ぼくは本当に良かったなと思います。
同じ作品を創った戦友であり、友達。
一人の人間として、ぼくは彼のことが大好きです。
そして。
彼の特筆すべきは、俳優として活動する傍ら「nenne」という名前で、歌手としても活動しているということ。
彼の歳でここまで本格的に二足の草鞋を履いている俳優も珍しいのではないでしょうか。
彼のオリジナル曲は、各種サブスクサービスでも配信中ですので是非聴いてみてください。
なかなか筆舌には尽くしがたいのですが、彼の感性からなる美しい詩の数々やのびやかな歌声は、動画サイトのコメントでも絶賛の嵐。本当に一聴の価値ありです。
そんな彼に今回お願いしているのは、カマキリの「ジョー」という役です。
さすらいのギタリスト。
今作で唯一、劇中で楽器を持っている、他の虫たちとは少し違ったリズムで生きている役です。
キザで思慮深く、独自の美学を持つ、ジョー。
ここで断っておきたいのが、今作は全役あてがきと言いつつも、決して真人くん自身がキザというわけではないということ。
けれどもぼくは、真人くんと接する中で、彼のことをかっこいいなと思う瞬間がたくさんあるのです。
例えば、真面目で、努力家なところ。
彼の稽古が休みの日でも、「見学行ってもいい?」と自主的に連絡をくれたりもします。それも、こちらにも気を遣わせない距離感で。
例えば、対人関係。
上でも言ったように彼はすごく優しいです。
でも一方で、見方を変えるとそれは、長いものに巻かれる性格、とも言えるかもしれません。
けれど、きちんと彼の中では美学があって。相手に対しての心からのリスペクトがあって。そこを侵されない限りは、相手を尊重できるのです。
徹底した平和主義。
そういう意味でも、この役を彼にお願いしている理由があります。
インタビューでも答えてくれていますが、普段なかなかやらない役だと思います。初めて言うセリフばかりだと思います。でもだからこそ、ジョーは、真人くんにやって欲しいと思いました。
俳優としても、一人の人間としても、次のステップに進んでほしい。
相手に合わせることのできる真人くんだからこそ、もっと自由になってほしい。
「相手と向き合う」って、すごく怖いです。いつだって逃げたくなります。
でも、その先。
向き合って、ぶつかって。
その、ずっとずっと先にある、「ありのままの自分」を受け止めてもらえた時の、嬉しさ。喜び。
それを、彼には知ってほしい。
非常に勝手ながら、そんな願いを込めた役です。
頼もしいキャスト、スタッフが揃っている今作。
受け入れる土壌はできています。
あとは彼の努力次第。
殻を破って、もっと先へ。
きっと新しい自分に出会えるはずです。
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