
【プロフィール】
生年月日:1995年11月24日
出身地:千葉県
身長:163cm
特技:絵、ピアノ、バドミントン、ミシン
趣味:ゲーム実況鑑賞、歌うこと、ひとり回転寿司
【略歴】
武蔵野美術大学卒。2022年に会社員を辞め、俳優活動を開始。
TOKYO笹塚ボーイズ「目にすることなき風景」で舞台デビュー。
主な出演舞台は、劇団水中ランナー「もしも日々が続くから」「普通じゃない普通」「つぎはぎ」、海ねこ症候群「孤独の後始末」、ワタリビト「きれいな糸」など。
昨年からは映像作品での活動を開始し、ミュージックビデオ、CMなどに多数出演。
現在は映画出演を目標にしている。
Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ
今となっては小さい頃からずっとやりたかったんだろうなーと思います。ドラマや映画を観ていて、自分がそこにいる想像をよくしていました。お芝居というものに初めて出会ったのは小学生の時。児童会役員をしていて、全校集会とかで注意喚起というか、みんな仲良くしようね的な寸劇のようなものを確か、よくやっていました。その後、高校生になったときに文化祭でクラスの出し物として演劇をやったり、大学では学業そっちのけでミュージカルをやったり、、、
今こうして活動していることの直接的なきっかけになったのは、会社員時代に一緒に働いていた上司が背中を押してくださったことです。その方のことも仕事自体も好きだったので、辞めるのに迷いがなかったと言えば嘘になりますが、それがなければ見られなかったたくさんの景色があるので本当に感謝しています。

Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの
やっぱり周りの人たち。人生いつまで続くのか分からないのだから、やりたいことをやろうという感覚が昔から強くて、大学はその考えの下に選択した初めての道だったと思います。そこで出会った豊かな感性を持った人たちは、私にとってはかなり刺激的でした。
その後の就職先や俳優を始めてから出会った人たちも良い方ばかりで、私は本当に周りの方々に恵まれていると思います。色んな方の影響を受けて、最近はいい意味で色んな意見を受け入れつつ、合わないものは合わないと割り切る力がうまく働くようになったなと思います。
20代前半頃までは色んなものに影響を受けやすすぎて、全部100%吸収しては苦しくなるみたいなことを繰り返していたんですが、ここはいいと思うけどここは違うなーとか、まあ今はいいけどこういう時は違うかもなーみたいな一種のグレーゾーンを増やすことで受け口が広がった感覚。それに付随してか、人と自分を比べることが減って身軽になりました。
Q3 好きなこと・もの(なんでもOK)
目を合わせてくれる人。
食べ物は餃子、梅酒とチーズの組み合わせ。これで一晩飲み明かせます。
ゲーム実況を観るのが大好きで、わいわいさんのファン(ガヤ民)です。ゲームはバイオハザードが大好き。最近は第四境界さんのゲームを観るのにハマっています。

Q4.あなたにとってお芝居とは
なんかもうすごく恥ずかしいんですけど、、デッサンと似てるなーと思ったことがありました。今目の前にいる相手を本当に見るとか、当たり前にしないとか、特に舞台だと何度も同じセリフを言ったり似たような状況を経験しなければならないとなると、ある種の忘れる能力が必要だと思うのですが、そういう時に使う筋肉が似ていると思います。正しい努力をすれば、やっただけ身についてきてくれるところも。なんでもそうかもしれませんが。
お芝居を通して感性を磨いていきたい、そうすること自体がお芝居の向上に繋がるのではないかと思っているのでそういう意味でもそうですし、そもそも芸術という観点で言えば同じものかもしれませんね。
Q5.今回の脚本を読んだ時の感想
セリフやト書きがすんなり入ってきたのが印象的でした。頭の中でイメージを描きやすかった。読み合わせの時点でとても盛り上がったので、脚本の完成が楽しみです。個人的には苦労するんだろうなーと思いました(笑)あまり当てられたことのない役だし、作品のテイストも。ありがたいチャンスを頂いたので、日々挑戦していきたいと思います。

Q6.最後に、見てくださる方に向けて自由にメッセージ
お客さまに楽しんでいただくことはもちろん、キャストもスタッフの皆さまも、会場の中も外も(?)この作品に関わる人達ぜーんぶ巻き込んで一緒に楽しめる作品にしたいなーと思います。この時間だけは楽しいことだけ考えて、みんなでハッピーになりましょう!ぜひご来場お待ちしております。
作・演出 阿久津京介よりコメント
虎子さん。
虎、に子どもの子、で虎子。もちろん芸名です。
「虎が好きだから虎子にしました」とのこと。
変わった人です。
実は同い年だったり、生徒会を経験していたり、元々社会人をやっていたりと、ぼくとの共通点も多い彼女。
フィードバックの際にぼくが発した言葉に対する解像度の高さからも、言語感覚が近いんだと思います。
オーディションにも参加してくれていた彼女ですが、初めて出会ったのは、俳優の知人との飲み会でした。
お酒が弱く、普段めったに飲みに行かないぼくが、なんとなく参加した飲み会。
ぼく自身、仕事柄俳優と知り合うことが多いこともあり、話すだけでなんとなくその人のお芝居の質感がわかったりするのですが、虎子さんと初めて会った時、直感で「あ、この人芝居上手そう」と思ったのを覚えています。
良く通る声。ギラギラとした眼差し。
運命的な出会いでした。
人当たりが良く、誰とでも分け隔てなく接することができる虎子さん。
年齢や性別、役職に囚われず、人と対等に関わることができます。
竹を割ったような、非常に心地いい人柄。
きっとこれまで、たくさんの人と関わってきたんだと思います。
実際に、彼女のこうした部分はお芝居をするうえでもふんだんに発揮されます。
お芝居において、セリフ以外の部分で「相手役との関係性をどう表現するのか」、というのは非常に大切なところです。
例えば、物理的な距離はどれくらいか。
例えば、会話の温度感はどうなるか。
同じ「おはよう」というセリフでも、関係性が兄弟なら?親子なら?恋人同士なら?
すべて異なってくるのが分かると思います。
他にも設定として、仲が良い、悪い、など色々なパターンが考えられますが、いずれにせよそれぞれで、別の表現の可能性が生まれてきます。
虎子さんはそれが適切に選べて、表現できる。感覚でわかっている。
繊細で、大胆なアプローチ。その空間に「居る」という説得力。
役としての一挙手一投足がすべて正解になる俳優。役を自分に落とし込む力。
特に舞台演劇という分野においては、時に、その空間に実際にはないものを「ある」ものとしてお芝居をする必要があったりするんですが、そういう場合でも、虎子さんは輝きます。
非常に優れた想像力。彼女の目に見えているものは、やがて観客にも届き始めます。
武蔵野美術大学出身、という経歴を持つ彼女ですから、きっとそこで培われた洞察力がお芝居にも活きているんだと思います。
あまり軽々しくこういう言葉を使うのは好ましくないのかもしれませんが、「天才肌」というのは彼女のような人のことを言うんだと、そう思わずにいられません。
芝居場において、誰よりも自由で、しかもそれが成立してしまう人。
そんな人が強い向上心を持って努力するんですから、魅力的に映らないわけがありません。きっと、これから先もめきめきと実力をつけ、名実ともに良い俳優になっていくことでしょう。
虎子さんがお芝居を始めてくれてよかった。
心からそう思っています。
そんな虎子さんに今回お願いしているのは、カマキリの「トキメキ」という役。女性キャストのなかで唯一の肉食昆虫です。
あてがきだからこそ、ぼくが虎子さんにやって欲しかった役。
彼女の実力がわかっているからこそ、見てみたかった役です。
物語の中でも少し、特殊な役割を与えています。
彼女も言っている通り、普段なかなかやらない役どころでしょうから、苦戦する部分もあると思います。けど、その先にはきっと、虎子さん自身も見たことのない景色が広がっているはず。
まだまだ先へ。もっと自由に。
これからも一緒にときめいていきましょう。
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