三好紗椰(ワタゲ役)


【プロフィール】
生年月日:1996年9月27日
出身地:兵庫県
身長:162㎝
特技:そろばん、卓球
趣味:フィルムカメラ

【略歴】
2021年初舞台 劇団牧羊犬『底なし子の大冒険』(渋谷悠・作演出)にて本格的に俳優活動を始める。その後、映画『神回』(中村貴一郎監督)『17歳は止まらない』(北村美幸監督)『思い立っても凶日』(野本梢監督)ドラマ『東京彼女シリーズ』(ナガタコト監督)など映像作品を中心に活動。映画『リフレイン/Refrain』(龍村仁美監督)が公開を控える。また、自主企画である映像と写真を交えた作品展示 映画×写真展『映画と私の出発展』が現在企画進行中。

Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ


高校生のとき母親が舞台が好きで、いろんなミュージカルや舞台作品を観に連れていってもらったのがきっかけだったと思います。

特にこの作品がというものはないのですが、観にいくうちに私も客席ではなくてステージ側へいってみたいと思うようになりました。

でも遡ってみると、小学生のときにクラスのクリスマス会で自分でつくった演劇作品を発表したことがあって、(上手くはいかなかったけど。笑)多分その頃から無意識ですけど憧れがあったのだと思います。

Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの


影響受けやすいタイプなのですが…

でも一つあげるなら恩師からよく「諦めてください」って言われていて、その言葉は私をカタチ作っているような気がします。

恩師の「諦めてください」は悪い意味ではなく「受け入れてください」って意味なんですけど、昔はコンプレックスもすごくて、自分に自身がなかったんです。そしたら恩師が「諦めてください。それが貴方なので、無理です。」ってズバッと。それをずっと言われ続けてて、そしたら気づいたときにはどうでもよくなって受け入れられるようになってました。

だから今でも自分の中で反発しそうな自分が出てきたら「それも私なんだよな〜諦めよう」って思うようにしています。おかげで切り替えが早いです。

Q3.私の好きなこと・もの(なんでもOK)


最近は友達と過ごす時間が好きです。

1人も好きなんですけど、1人ではできないことができるので。

この間はBBQと花火をしました。10人くらいで。今まで夏はあまり好きじゃなかったんですけど、誰かが私の夏になって、私が誰かの夏になってるんだな〜とか考えてたら嬉しくて。夏好きになりそうです。

次はマリオカートします。10人くらいで。

Q4.あなたにとってお芝居とは


居場所をつくることな気がします。アウェイとホームで言うとホームみたいな感じ。アウェイが違和感で。アウェイからホームにしていくのがお芝居の過程で、居心地がよくなったら自分の居場所になったんだなって感覚になります。役も作品も人も。だからお芝居する分だけ、帰る場所がたくさんある気がして幸せです。

夜1人で家にいる時間が好きなんですけど、時間の流れは似ている気がします。お芝居は私の家かもです。好きです。

Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象


あてがきだと聞いて少し動揺しました。オーディションのあの1日でこんなにもバレてしまうんだなって。上手く隠してたつもりの部分もあったので。笑 

でも、とても演じるのが楽しみなキャラクターです。冷たく、でも暖かく。深い感情の中にピュアさを持っていて、演じるのは難しそうだなと感じていますが、他のキャストの方と助け合いながら、いい作品になるように向き合っていきたいです。

Q6.最後に、観てくださる方に向けて自由にメッセージ


前作は同じ事務所の先輩が主演をされていて、とても素敵で尊敬する役者さんなんです。だから私がこの作品に携われているのは、先輩がつくってくださったご縁と信頼があるからだと思っています。感謝です。

いただいたものに恥じないように頑張りたいと思います。
そして。とても可愛く愛おしく素敵な作品です。たくさんの方に観ていただきたい!よろしくお願いします!

作・演出 阿久津京介よりコメント


三好さん。
今回のオーディションで出会った俳優の一人。
映像、舞台問わず活動をしているほか、俳優仲間と企画を立ち上げるなど、貪欲に表現を追求し続けている人です。

初めてお会いしたそのときから、ぼくは三好さんの魅力に釘付けになりました。

特筆すべきは、その立ち居振る舞い
次は何をするんだろう。何を考えているんだろう。
見ていてつい目で追ってしまう、目が離せなくなる存在感を放っています。
言うなれば、オーラがある俳優
出てくるだけで場の空気を変えることができる俳優。
ミステリアスな雰囲気に満ちている人です。

中でも、とりわけぼくが惹かれるのが、お芝居をしているときの三好さんの眼差し
突き刺すような、冷たさを纏った瞳
「技術」でできるようなものではないと思います。
非常に強い内圧。
それでいて、それをグッと抑え込んでいる。
お芝居の本質を感覚で掴んでいるんだろうな。
ぼくは、こういう俳優が大好物です。
叶うなら、またご一緒したいと強く思っています。

普段の三好さんはというと、ひとたび話しかければよく笑い、人ともよくコミュニケーションを取る、明るい人です。
とてつもなく素直で、同時に、少しだけ不器用な部分もあります。
そこが本当に愛おしい。
三好さんが内側に秘めているメラメラと燃える向上心や貪欲さが、ぼくは大好きです。

そして今回三好さんにお願いしている「ワタゲ」という役は…
なんの虫かはまだ言えません。
秘密です。
ただここで言えるのは、個性豊かな虫たちの織りなす今作の中で、ワタゲは異質な存在であるということ。
物語の中心であるということ。

三好紗椰とは、物語の核足り得る俳優なのです。

オーディションを経て全キャストあてがきで書き上げた今作。
実は構想段階では、この「ワタゲ」というキャラクターを登場させるつもりはありませんでした。
それでも、彼女に出会って、三好さんのお芝居を見て、ぼくの中で漠然と思い描いていた今作のパズルがカチリ、とすべてハマったのです。
「これは面白くなるぞ。」
確かな実感とともに書き上げた初稿。
この役を三好さんにお願いして良かったな、と心から思います。

今作は、元気いっぱい生きる虫たちが通う「学校」に、ワタゲが転入してくるところから始まります。
ぼくが惚れ込んだ三好紗椰という俳優。その魅力。
是非注目してみてください。

虫と人間の物語。
虫でありながら、人間と深く関係する役柄。

彼女の正体は是非、劇場で。

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