石亀明日香(マジメ役)


【プロフィール】
生年月日:1998年8月30日
出身地:東京都
身長:158.2cm
特技:歌、ピアノ、クラリネット
趣味:空の色ウォッチング、ガチャガチャ、大自然を見にいくこと

【略歴】
俳優。東京都出身。
映像・舞台・MV・ミュージカルなど幅広く活動。
明治大学国際日本学部卒業。
幼少期よりピアノ・クラリネットを学び、同大学在学中から芝居やミュージカルを始める。
主な出演作に、泊まれる演劇『Moonlit Night』(ライカ役)、末吉ノブ監督 短編映画『リグレット』(ひかる役)、結美『Sparkling Night』MV(メイ役)など。
明るい役から影のある役まで幅広く演じ、「繋がる」という言葉を信じて日々表現活動を続けている。

Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ


きっかけ!きっかけって難しいなと思って、考えてみて1番ピンときたのは、
3歳の時に、ピアノを始めたことですね。

母に「明日香ピアノやる〜?」って聞かれて、
私はヤマハのハガキを持っておもちゃ箱の上に寝っ転がってて。(?)
「やる〜」って言った気がするんですよね。笑
その時な気がします。笑

私の中ではお芝居もピアノも、
あるいは例えば詩を書く事も、やり方は全く違うけれど、根本が同じな感覚で。表現、として地続きと言いますか!
表現をしてる時の繋がる感覚没頭感きらめいている瞬間。純粋にその感覚たちが本当に好きで、ずっとただそれをここまでやってきたなあ、と思います。

なので3歳の時から、ずっと同じことをしてる気がしてるのですが、笑
具体的に俳優って観点で言うならば、
高校三年生の時文化祭でやったミュージカルですね!
アラジンでジャスミン役をやらせてもらって、それがすっごく楽しくて。

それまでは”楽器”を借りてやってた事を、自分の体でやる楽しさみたいなものを感じました。
その時から、大学に入ったらミュージカルをやろう!と思って、受験勉強してる時からミュージカルサークルをマークして。笑

晴れて大学に入学して、ミュージカルを始めました。
そうしたらだんだんお芝居の方に没頭していって、今に至ります。
今でもピアノや歌は趣味でも仕事でもたまにやっています。今もとっても大好きです。✌

Q2.影響を受けたもの、私をカタチ作ったもの


やっぱり一番は、、ですね。
今まで関わってきたいろんな人が今も私の中で生きてる気がしています。
実際に関わってきた人からが一番影響を受けていると思いますが、本とか映画とか、詩とか、ミュージシャンとかもあるなあ。
でもそれも、人から影響を受けたなあという感覚です。

環境とか出会う人、関わる人って、自分では選べない時がありますけど、
その中で何を大切にするかとか、
何を人生に持っていって何を捨てていくか、みたいなことは自分で軽やかに選び取っていきたいなあと最近思います。

でも!どうしようもなく発生したり影響を受けちゃうのも、好きです。それもまた人生!面白い!

Q3.私の好きなこと・もの(なんでもOK)


空の色を見るのが好きですね。見るたび毎回絶対違うし、色も、刻一刻と変わっていく様子も、好きです。
うわ綺麗だって思う空の時は、その中を飛ぶ想像したりします。笑 

あと文章を書くこと。こんな風に色んなことを書くの、好きです。
最近のマイブームは、ラーメン(主に一蘭❗️)とガチャガチャかな〜
好きなものってたくさんあるのでこの質問っていつも困っちゃう!笑 たくさんあげちゃお!笑

本→日日是好日、アルケミスト
映画→ジブリ、グッドウィルハンティング、 ギルバートグレイプ
音楽→ドビュッシー、HarukaNakamura、 最近好きなのはサブリナカーペンターの「manchild」という曲と、羊文学の「you love」というアルバム 。
画家→印象派の時代全般 (特にモネかな〜)
言葉→「All is pretty」byアンディーウォーフォル

多い!!笑笑
同じ好きなものがあったり、
これが好きならこれ好きだと思うとか是非教えて下さい!こういうこと話す時楽しいですよね!笑

Q4.あなたにとってお芝居とは


一言で言うと、繋がる、ことですね。
見てくださってる方たちと。共演者の方たちと。あるいは自分と。もっと言えばこの世界と。みたいな。

誰しも生きている中で、どうしようもなくきらめいている瞬間ってあるじゃないですか。
それはただ誰かと話している時でも起こりうるし、ただの日常でも起こるし、綺麗な景色を見た時とか、何気ない瞬間とか…
私はそういう瞬間がとても好きで。

これは完全に私の感覚なのですが、表現という方法を通すと、こういう瞬間が起こりやすくなる気がしてるんですよね。
人間の心が開きやすいのかなあ、わからないんですが、この瞬間のためにずっと小さい時から表現をやっている気がします

Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象


最初に脚本を読んだ時、一番印象に残ったのは最後のシーンでした。
なんと言うか、胸が膨らんで。
小さい頃の原石みたいな気持ちを思い出したというか、
キラキラしていて尊い、なにか希望みたいなもので胸が膨らんだのを覚えています。
「わあ、ここから始まるのか」とこれからの稽古がすごく楽しみになりました。

あと個人的には、頂いた役にとても共感したのと同時に驚きました。
というのも、実は今、
一年前自分が感じていたことを書いた詩を元に、友達と短編を撮っているのですが、(写真2枚目と3枚目)
その詩や当時の気持ちと、
今回の役のベースとなる部分や学んで行くことが本当に似ていて。「うわ、私、同じようなこと考えてたり感じてたりしてたしてた。」ととても驚きました。

阿久津さんと役について稽古でお話させて頂いた時も、役の抱えてる想いだったり、乗り越えていくものだったりがすごくスッと入ってきて。
今回は完全に当て書きして頂いたのでとても驚きました。私の中にその質感が見えたのだろうか、阿久津さん、すごいなあ、嬉しいなあ、と思いました。笑

なんだか、少し昔の自分を見てるようでとても愛しいんですよね。今も地続きなんですけどね!素敵な役を頂けてとても嬉しいです。ゆっくりじっくり愛を持って育てて行きたいなと思っています。

Q6.最後に、観てくださる方に向けて自由にメッセージ


私は初めて脚本を読んだ時、
小学生の時、夏休み前で胸が膨らんだあの時のような、そんなきらきらした気持ちになりました。

観てくださる皆さんにも、皆さんそれぞれのきらめいた何かをお届けできたらいいな。どこかに煌めきを見つけてくださったら嬉しいな。そんな風に思っております。

精一杯、お届けします!
劇場で、お会いしましょう!!!楽しみだ!座組一同、お待ちしております!!

作・演出 阿久津京介よりコメント


石亀明日香ちゃん。
舞台演劇から映像、ミュージカルまで幅を広げて活動をしている、 マルチな才能 に溢れる人です。

彼女と初めて会ったのは、もあダむの前回公演『MEME』のオーディション。
2日間開催したオーディションの最終組にいたのが明日香ちゃんでした。彼女の キラキラとしたエネルギー と、ぼくの演出に必死に食らいつこうとする ひたむきな姿勢 を、今でも鮮明に覚えています。
『MEME』は先に脚本ができてからオーディションをしたので、結果キャストのバランスや人数の関係で出演が叶わなかったのですが、そのときから、 いつかこの人と一緒に作品が創りたい と思っていました。
それから早1年。
今回、 念願叶って 出演してもらうことができました。

久しぶりに再会した明日香ちゃんのお芝居からはこの期間での成長もしっかりと見えて、なんだかぼくまで嬉しくなったのは言うまでもありません。

健気 で、とにかく 頑張り屋さん な明日香ちゃん。
今回の稽古期間中にも別の作品の本番をこなすなど、 バイタリティ にも溢れています。
役について、深く深く考えることのできる俳優。
「実はこのシーンがわかっていなくて」「私の役ってこういうことですか?」あるときは電話で、あるときは直接、たくさん 質問 もしてくれます。

とある日の稽古前、「 役について色々考えたので聞いてください! 」と彼女から連絡がありました。

ぼくも演出家や脚本家である前に人間ですから、自分の生み出したもの、やろうとしていることに対して前向きに考えてくれるのは、ただひたすらに 嬉しい ものです。もちろん二つ返事でOKしました。

稽古場で彼女が見せてくれたのは、《自分なりに考え尽くした「脚本の中での役の流れ」を図式化したもの》でした。
このシーンで私の役は、こういう役割があって、こっちのシーンではこういう役割で…というようなもの。
「役として」彼女が一生懸命に話してくれたその内容は、どれも 納得 がいくもので、中には、脚本を書いたぼく自身が唸るようなものもありました。

少し話は逸れるんですが、
ぼくは脚本を書いたあと、一度俳優に渡してしまったらそれは、 俳優の物 だと思っています。
脚本家や演出家は作品全体のことを考えるのが仕事。
自分にあてられた 役について誰よりも考え抜く のが俳優の仕事。
だからこそ、演出家・脚本家は俳優の言葉には耳を傾けるべきだし、逆に言えば俳優は、それ以上に役について考えなければいけないんだとぼくは思います。脚本家・演出家の 想像を越える
そういう意味でも、明日香ちゃんがその日ぼくにしてくれたことはまさしく、ぼくが 俳優に求めていること でした。

自分の言葉で考える。
自分なりの表現を探す。

大前提、稽古場で演出家に質問をするのは 勇気 が要ることです。
それでも、質問をする。
作品をよくするために、役のことを深く知るために。
お客さんに届ける ために。
石亀明日香とは、俳優として 最も大切な資質 をしっかりと持っている人だとぼくは思います。

今回明日香ちゃんにお願いしているのは 「アリ」 の 「マジメ」 という役です。
読んで字のごとく 真面目な性格 のマジメ。
実は、今作に登場するほとんどの虫は 学生 の役だったりするのですが、マジメは彼らと同世代ながらも唯一、 学校に通っていない 学生の役です。しかし、それには 深い理由 があって…
物語中盤、今作は、彼女の行動によって 大きな展開 を見せます。
是非注目してください。

毎秒めまぐるしく表情が変わるうえに、感情表現も豊かな明日香ちゃん。
真面目そうに見えて抜けているところもあったりと、見ていて飽きない 人です。
声もとっても綺麗で、稽古場で彼女の コロコロとした笑い声 が聴こえると、ぼくはとっても安心します。

俳優と一緒に創る。

彼女の考え抜いた、彼女にしかできないマジメ を是非、劇場で目撃してください。

p.s.
いつか一緒に一蘭行こうね。

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