原愛絵(キラメキ役)


【プロフィール】
生年月日:1995年3月4日
出身地:神奈川県
身長:151cm
特技:ラーメンの湯切り、ジャズダンス、カクテルメイキング
趣味:犬の動画を見ること、森林浴、鎌倉散策、お酒

【略歴】                     
ピアノ科の高校に進学したが、その時入部した創作ダンス部で「自分の身体を使って感情表現する楽しさ」の虜になり、これに台詞がついたらもっと楽しいのでは?という思いから演劇の道へ。舞台芸術学院・青年座研究所を卒業後、フリーランスながらさまざまな舞台に出演。2019年にはボビー中西プロデュース「男が死ぬ日」に出演し、2021年には新国立劇場フルキャストオーディション「斬られの仙太」で数多くの応募の中から”お咲役”として選ばれる。近年の出演舞台は西瓜糖「いちご」、劇団動学先生「東京の恋」、ひとり芝居「私はたぶん、大丈夫。」など。金魚の役から子どもの役まで人間問わず幅広い役柄をこなす。

Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ


少しさかのぼるのですが、中学時代の私は無口で、休み時間はずっと机に突っ伏してました。「話しかけたら気持ち悪がられるかも」と思ってしまって、友達もいませんでした。私の中では黒歴史です(笑)

そんなある時、クラスの同級生に「あんた私に勝てるものあるの?」って言われたことがあって。その子は成績も良くて何でもできて、周りからもすごく期待されている子でした。その時は何も言い返せませんでした。でもその言葉が、だんだん私の中でぶくぶく大きくなって、15歳の私史上、一番悔しいって感じた瞬間だったんです。「今に見てろや!!これだけは負けないって言えるもの見つけてやる!!」その時は頭から湯気が出そうなくらいプンスカしてましたが、あの言葉がなかったら、私は今お芝居の道に辿り着いてなかったかもしれません。

それで私に何ができるんだろうって思った時に当時、嵐の大野くんがめちゃくちゃ好きで。大野くんみたいに、音楽やダンスで人の心を救えるような人に憧れがあったし、私はピアノを小さい時からやっていたので「音楽がやりたい!!」って思って音楽専攻のある高校に進学したんです。

ですが、周りのレベルが高すぎて1ヶ月くらいで挫折しました(早い!笑)でも当時、これも大野くんの影響なのですが創作ダンス部に入部していてそこで自分の身体を使って感情を表現する楽しさにすっかり魅了されました。

ある時、部活動内で“壁を乗り越えた時の嬉しさ”を自分なりに表現して踊る時があったんですけど、一人の子が、私が踊ってるのを見て泣いてくれたんです。それがすごく嬉しくて。こんな私でも人の心を動かすことができるんだって思って。

その時、踊りの道も考えたんですけどこれに台詞とかがついたらもっと表現できることもいっぱいあって楽しいんじゃないか?って気付いてお芝居に興味を持って、そこから俳優の道に進もうと決めました。

Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの


家族です。私の家族は父、母、妹、お婆ちゃん、そして今は天国にいるワンコ2匹。

私の両親は、小さい頃から色んなところに遊びに連れて行ってくれて、今でも年に一度の家族旅行は恒例行事です。黒歴史の中学校時代も、私を支えてくれたのは家族でした。(反抗期だったと未だに言われます!笑)

そして自由奔放な私が「お芝居をやりたい」と言った時も「好きなことをやればいい」と背中を押してくれました。今も変わらずずっと応援してくれていて、公演がある度、家族総出で観に来てくれます。(今回も観に来てくれるそうです!いつも本当にありがとう!!!)

「原ちゃんは明るいエネルギーに満ちてるね」って言っていただける事があるんですけど、それは、私の家族がそう育ててくれたからだと思います。恩返しなんて簡単に言えないけど、お芝居を通じて原家のみんながハッピーになれるような仕事をしていきたいです。

Q3.私の好きなこと・もの(なんでもOK)


犬です!わんこ!!

犬ってなんであんなに可愛いんですかね…。存在自体がもう愛おしいです。ミニチュアダックスちゃんが家にいたのもあって、特に小型犬が好き。帰宅する道で、よくご婦人に連れられてダックスちゃんが尻尾をシャンシャン振りながら散歩してるんです。すれ違ったらいつも平然を装ってるんですけど、心の中では、モフモフしたいし撫で回したい気持ちでいっぱいでいます。(変態でごめんなさい)

あとはビール!

特に夏に飲むビールが好きで、お休みの日はベランダで夕日を見ながら「生きてて良かった〜!!」ってグビっとする時間が好きです。

Q4.あなたにとってお芝居とは


言葉がぴったり当てはまってるかどうか分からないのですが、「私を成長させてくれるもの」です。めちゃくちゃ悔しくて大泣きしたことも、飛び上がるくらい嬉しくて爆泣きすることも、全部お芝居を通じて経験できました。お芝居をやってきたからこそ今の自分がいるしこれからも、おばあちゃんになってもお芝居と一緒に生きていきたいです。

Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象


わ〜!おもちゃ箱みたい!って思いました。カラフルなものがいっぱい詰まってて、中身を一つ一つ取り出していく度に、次は何が出てくるんだろうってワクワクする感じ!

そして、今回は全役当て書きで描かれてるんですけど、みんなめちゃくちゃハマってるんです。皆さん初めましての方ばかりで、どんな人かも分からないまま本読みしたんですけど、それぞれの魅力が爆発しててなんじゃこりゃ〜!って思いました。 

今はまだ稽古も始まったばかりですけど、直感で私はきっともっとこの作品が大好きになるだろうなと思いました。

Q6.最後に、観てくださる方に向けて自由にメッセージ


初めましての方もそうじゃない方もこんにちは!
原愛絵です!

こういうの久しぶりで嬉しくてついつい書きすぎてしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます!

今回は【大人も子どもも楽しめるエンターテイメント】ということで、色んな世代の方に楽しんでいただける作品になると思います。

素敵な時間をお届けします!!

是非、吉祥寺にてお待ちしております。

作・演出 阿久津京介よりコメント


もあダむvol.3『もうそうしよう』。
「大人も子どもも楽しめるエンターテイメント」と銘打ち、総勢100名以上の俳優とお会いした今回のキャストオーディション。
その最終組にいたのが、原さんでした。

「俳優のエネルギーに満ちた作品を創りたい」と考えていたこともあり、原さんにお会いしてすぐに「見つけた!」と強く感じたのを覚えています。原愛絵という俳優に出会えただけでも、今回のオーディションを開催して良かったと思えるほどです。

小柄ながらも誰よりもエネルギッシュで、何よりも、お芝居が好きで好きでしょうがない。オーディションを通して、そんな印象を受けました。
努力家で、明るくて、某スポーツドリンクのCMに起用されていてもおかしくないくらいの底抜けな爽やかさ。そして何より、俳優として大切な豊かな感性と、失敗を恐れず果敢にトライする勇気を持っている。
それでいて、原さんの場合は、見ているこちらも自然とニコニコしてしまうような、柔らかく、温かな人柄まで兼ね備えています。
時折見せる不器用なところから少し抜けているところまで全部含めて、とてもとても愛くるしい人です。

顔合わせの自己紹介のときに「原ちゃんと呼ばれています」と言っていたので、ぼくの中でも原ちゃんと呼ぶよう努めているのですが、なんだか照れ臭くて、いまだに「原さん」と呼んでしまっています。

そんな原さんに今回お願いしているのは、セミの「キラメキ」という役。
今作のテーマの一つである「生命賛歌」を表現する上で欠かせない、とても重要なキャラクターです。

実は昨年上演した『MEME』の直後から構想があった今作。
正式にはキャスト決定後からそれぞれのキャストに充てて執筆を進めたのですが、作品のプロット段階、構想時から既に、この役を登場させることは決まっていました。
現に、実際に執筆を始めて最初に描いたのは、物語後半、作品にとって非常に重要な意味を持つ、彼女のシーンです。
一方で、非常に不安だったのが、果たしてこの役を演じることのできる俳優がいるのか、ということ。

パワフルで、エネルギーに満ち満ちていて、いつも一生懸命で、純粋で、真っ直ぐな役。
誰からも愛され、応援してもらえる役

詳しくは上演を観てもらえばわかると思いますが、この役を演じ切ることのできる俳優は、本当に限られると思います。

この作品最初のピースにして最後のピース。

そういう意味でも、オーディションで原さんに出会えたことによって、この作品の軸は完全に固まりました。
もしかしたら、今作の中で最も印象に残る役になるのは彼女かもしれません。
それほどまでに鮮烈なキャラクターになる予感がしています。
観客のみなさまにも、早く原さん演じるキラメキに出会ってもらいたい。心からそう思っています。

オーディションで初めて会ってから一緒に創作をする、長いようで短い約2ヶ月。
どうか最後までよろしくね、原ちゃん。

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