高丸あやね(ミライ役)

【プロフィール】
生年月日:1997年7月2日(28歳)
出身地:福島県
身長:164㎝
趣味:お笑いを見ること、温泉に入ること、HIPHOPを聞くこと、人間観察
特技:英語、ソフトボール(13歳−18歳)

【略歴】
1997年7月2日生まれ、福島県出身。
2021年、文学座付属演劇研究所卒業。その後フリーで約4年ほど舞台を中心に活動。代表作にはアンカル「昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ」があり、近年では海ねこ症候群「世迷いファンファーレ」、ストスパ「キロキロ」、などがある。また、自身の個人ユニットとして「九蓮サイダー」を立ち上げ、積極的に演劇の創作を行っている。ユニット内では、作・演出・出演・制作を担う。日常と空想の境目をぐにゃぐにゃにする演劇をベースに、ポップで笑える世界観を目指している。今後は、映画やドラマなど映像作品に出演するべく、精力的に活動している。

Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ


小さいころから何度も見てきた映画「Sister Act」の世界に入ってみたかったというのが一番なのですが、高校で全然勉強ができず周りになじめなかったので、みんなの注目を浴びるために文化祭で「ロミオとジュリエット」を演出してみたあたりから、「お~これはいいかも」と思い進路を変えました。

Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの


音楽と映画、とラジオですかね! 
音楽はヒップホップやソウルが好きです。それと2010年代くらいの邦楽ROCK
映画は、両親がTSUTAYAから毎週DVDを借りてくるのが好きで、それを一緒に見ていました。
「SisterAct」も、そこで出会いました。
ラジオは、おばあちゃんの家でよく流れていて、そこからハマった気がします。

Q3.好きなこと・もの(なんでもOK)


銭湯お笑いを見ること。
それから、野菜やお肉やお魚を切ったり炒めたり煮たりしているときが結構すきです。
無になれます

あとは、「五条悟」が好きです。
あんな風に無量空処してみたいなって思います!

Q4.あなたにとってお芝居とは


・知らなかったことを知ることが出来る一番の機会
・チームワークを勉強できるチャンス
・様々な相手のことを受け入れる試み
…でしょうか??
なんつって ·͜·

Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象


「ワクワクする!」
「見ている人たちが元気づけられるような作品になったらいいな!」
と思いました。

Q6.最後に、観てくださる方に向けて自由にメッセージ


ようこそ、もあダむvol.3「もうそうしよう」へ!
この作品は、小さいお子さん同世代の皆さんも、そして少し上の世代の皆さんも笑ってドキドキして楽しめる作品になると確信しています。
そして、「演劇って観に行くのがひと苦労なんだよな~」
から、
劇場に来るって結構楽しいかも!次もまた観ようかな」
と思っていただけるように作品の一部を担わせていただきますので、ぜひ楽しみにおいでください。
お待ちしております!

作・演出 阿久津京介よりコメント


高丸あやね。
通称やねちゃん
自身も「九蓮サイダー」という団体の主宰を務め、俳優としてはもちろん、作・演出も手がけているマルチな人です。
大小問わず、数多の劇団に出演経験があり、ぼく自身、彼女の出演している作品を客席から拝見したことが何度もあります。

彼女と初めて会ったのは、今年の2月。
ぼくも俳優として出演していた舞台での共演でした。せっかくなので少し、そのときのお話を。

彼女が演じていたのは、売れないお笑い芸人のぼく演じる主人公を、陰ながら応援し続けていたファン。
キャラクターの性格的に決してセリフが多い役ではなかったのですが、「舞台上にいなければいけない時間は作中でもトップクラス」という非常に難しい役でした。こうした、その場にただ「いる」ことの難しさは、お芝居に触れたことのある人なら容易に想像がつくと思います。

役として何を考えているのか。そのキャラクターは何がしたいのか。
そこを明確にしなければ、変に動いて悪目立ちしたり、作品として観客に伝えたいことがブレてきてしまう。その点において彼女は、非常に鋭敏な感覚を持っています。
「自分の役柄の役割」を深く理解しているからこその「居方」。周りの役者を立たせることのできる俳優
一方で、さっきまで端の方にいたかと思えば、途端にそのシーンの主役になったりもする。この瞬発力、馬力こそが彼女最大の武器だとぼくは思います。作品の流れを掴み、逆算してエンジンをかける技術。

稽古中、ふと彼女の使っている脚本を見てしまったことがあるのですが、自分の役柄のセリフの解釈や、自分なりの気持ちの流れ、大切にしたい相手のセリフなど、実によく書き込まれていたのを覚えています。
脚本を読んだ時に抱いた感覚を自分なりに言語化すること。自分なりに考えて、稽古に臨むこと。実際に演じてみてどうだったか、次はどうするか。

やねちゃんの場合特に、この「準備」の部分に重きを置いているように見えます。演劇を作る上での根幹。初歩の部分の大切さ。
さらに言えば、場合によっては、その自分が時間をかけて準備してきたものですらも軽やかに手放してくれます。その証拠に、稽古のときのやねちゃんは「とりあえずやってみるね」とよく言います。これが案外難しいんです。脚本の読解ができればできるほど、その解釈の外側に出るのが怖くなる。それでも彼女の「演劇はみんなで作るもの」という認識が、それを可能にしてるんだと思います。

俳優が「準備」として行う役作り。
やねちゃんの行うそれは、自分に役を重ねるやり方です。自分のこれまでの経験、感性、すべてを使って役に「なる」。傷付きながら、苦しみながら、自分がその役をやる意味を考え抜いて、舞台上で生きることに全力を注ぐことができる。
高丸あやねとは、そういう俳優です。

そんなやねちゃんに今回お願いしているのは、蛾の「ミライ」という役。
ぼくがやねちゃんに、どうしても演じて欲しかった役です。
おそらく、観客の多くが最も共感するキャラクターになるでしょう。ぼく自身の想いをふんだんに込めた役でもあります。

独特な感性ユーモアに溢れているやねちゃん。
不思議な稽古着をよく着ているやねちゃん。
インタビュー回答の簡潔さからも伝わるかと思うのですが、人見知りな一面もあったりします。
ですが、ひとたびその蓋を開ければ、彼女の魅力の「沼」に引きずり込まれること間違いなしです。
今後も俳優として、団体の主宰として、どんどん活躍の場を広げていくと思います。
見ておくなら今ですよ。

是非、観劇の際には注目して欲しい俳優の1人です。

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