
【プロフィール】
生年月日:1996年10月7日
出身地:東京都
身長:146㎝
特技:歌うこと、キックボクシング(最近はアクションもやり始めました)
趣味:ひとりカラオケ、何かを作ること(手芸、お菓子、文字系のイラストetc.)
【略歴】
小学生の頃から所属合唱団のミュージカルに出演し、またイベントMCなどを務める。
文学座西川信廣に師事し、高校で演劇の基礎を学び、その後成城大学文芸学部芸術学科を卒業。
在学中から小劇場や広告、ドラマに出演。
身長146センチの小柄な体型を生かした子ども役、
コミカルな演技からシリアスな役まで演じる。
現在は渋谷のラジオのMCやモデルなど幅広く活動中。
主な出演歴は2021・2022年ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』、2022年舞台『奇跡の人』、YouTubeドラマ『おやじキャンプ飯』、2025年宇賀那健一監督 映画『ザ・ゲスイドウズ』等
現在、看護roo!転職 CM放映中!
2026年には初主演長編映画 比嘉一志監督『劇情』が公開予定。

Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ
物心つく前から こどもの城の円形劇場でやっていたこどもミュージカルを観ていて、私もこれに出たい!と、こどもの城児童合唱団に入り、小学5年生でそのミュージカルに出始めたのがきっかけです。
なかなかマイクをつけられる役をもらえなくて悔しかったのと、このままお芝居を続けていくのか考えたくて、演劇専攻のある都立総合芸術高校に入学し、そこからどっぷり演劇の道にハマっていきました。。。
Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの
私の名前、歩(あゆみ)は「光の子として歩みなさい」という聖書の一文からつけられた名前です。「誰かを照らして歩むような人になりなさい」という意味なのですが、これは俳優としてだけでなく、人生の目標としてこういう人でありたいといつも思っています。(今はまだちょっと1人で突っ走り過ぎですね?頑張ります。)
あとは19歳からお世話になった、恩師松田秀知監督。松田監督と出会わなかったら今の私のお芝居は、というか今の私はないと思います。瞬発力、発想力、本当に鍛えられました。

Q3.私の好きなこと・もの(なんでもOK)
これ私にはものすごく難しい質問。笑
あんまりこれが好き!これが趣味!みたいなものがなく、、ただ、何かを表現すること、作り出すことは好きです。例えば歌を歌ったり、お菓子を作ったり、ぬいぐるみの服を作ったり、、あとは文字を書くのとか、ひたすらみんなの名札をフェルトで作っていた時期もありました。
あとはキックボクシングを8年くらいやっていてその流れで最近やり始めたアクションがすごく楽しい!
あとなぜか今になってピクミンにハマり、ピクミン1からピクミンをやり、スマホでできるピクミンもやってます、笑とてもかわいい。

Q4.あなたにとってお芝居とは
始めた頃は、自分嫌いの私にとって自分じゃない誰かになれること、が大きな魅力でした。
台本があるから、周りとのコミニュケーションが滞ることもなく、変な空気になることもなく対話できる。けれど、年齢を重ねていくにつれお芝居は私でしかない、と感じるようになりました。根本には私がいて、私のそれまでの人生や考えてきたこと感じてきたことがあって、それが私がその役を演じる意味である、と感じています。
だからこそ、自分の嫌なところも丸ごと愛したいし、まぁいいんじゃない?と自分に言ってあげたい。そしたらもっともっとお芝居も変わっていけると思う。
これから私にとってのお芝居の存在は年を経るごとに変わっていくと思いますが、今の私にとっては「私自身を映すモノ」だと思っています。
Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象
大パニックすぎて初見の印象はほぼ覚えてないです笑
顔合わせで、みんなで一斉にページをめくり読み始めたので、自分の役がどんな子なのかもわからず、途中で、「え、ギャルだったの?」となり、みんなのお芝居が面白すぎて笑ってる間に終わりました。(ごめんなさいーーー)
今、ゆっくり読み返して、脚本やっぱり面白い!
阿久津さんはこうやって世界を見ているんだ、と思いました。しかも今回みんな当て書き(役者に合わせて台本を書くこと)なので、こんな風にこの人のこと見えてるんだ、とそれもすごく面白いです。
ただ、同時に俳優の力が試されるなと思っています。
物語的にはとてもわかりやすく、お芝居もわかりやすい表現で作りたい。でもただ分かりやすい表面だけのものではもったいない。たくさんのメタファー(阿久津さんが言っててよくわからなかったからググりました。笑 隠喩の事です。そして初めて使う)が散りばめられている今作の中で、いかに複雑に俳優がそこに居られるのか、台本の中にシーンとしてはない関わりを、みんなとどう作るのか、その厚みを出せたら最強だと思います。
だってもう本が面白いんだもの!あとは私たちの仕事です。
よっしゃーやったるぜーーっていうのが今の感想です!

Q6.最後に、観てくださる方に向けて自由にメッセージ
私たちはほとんどの物事をニュースや他の人から聞いたこと、噂やなんとなくのイメージで判断していると思います。
例えばすごく話題でこれ面白い!と聞いていたモノ。実際見たら自分には合わなくてがっかりしたり、逆にみんながイマイチと言っていたモノがすごく美味しく感じたり。
そんな時、私は私を信じたい、と思います。
誰かに、みんなに、世の中に合わせる必要はないと思う。
ダンゴムシのナナシも、みんなが漠然とダメとしていたニンゲンと関わり、自分の夢を追っていきます。そんなナナシに私大賛成。
好きは好き。嫌いは嫌い。もちろんはっきりすることだけがいい訳ではないけど、自分に真っ直ぐ居られる瞬間が、みんな増えたらいいなと思っています。
このお芝居の時間が皆さんの好きになれますように。16人の個性豊かすぎる俳優陣と素敵なスタッフの皆さんで全力のお芝居をお届けします。
作・演出 阿久津京介よりコメント
中野さんとは、今回のオーディションが初めましてでした。
実際にお芝居を見て「すごくリアルで、緻密なお芝居をする俳優さんだな」と思ったのを覚えています。
映画とか、映像系のお芝居に近い質感。
後からミュージカルや舞台中心に活動をしてきたと知って驚いたほどです。
こちらからのオーダーに対しての咀嚼の早さや、対応力も抜群でした。「お芝居」を成立させる力がある俳優。簡単そうに書いていますが、これって実は、すごく難しいことなんです。
例えば。
「ここからあそこまで歩いてほしい」とこちらがオーダーを出したとき。
きっと、できない人はいないと思います。
ただここで、言われた通りにただ歩いても、それは「お芝居」として成立してるとは言い切れません。
大切なのは、「動機」を考えること。歩く目的。
この人物はなぜ歩くのか。なぜ歩かなければいけないのかを考える。
そこが自分の中で埋まっていないと、表現としてはなんだか味気ないものになってしまう。中野さんの場合、ここの理由付けが非常に巧みなのです。
適切で、かつ、自分に合った理由を即座に見つけられる俳優。
きっとこれまで「自分」という存在と深く向き合ってきたんだと思います。自分が求められているものに対するアンテナの強さ。お芝居において自分がどうしたら観客にどういう影響を与えるのかが感覚でわかっているように見えます。
その上でそこ目掛けてお芝居を当てにいけるんですから、そりゃあ魅力的に映るわけです。
その一方で、彼女の面白いところは、その実内側にすごく真っ直ぐな、強い「芯」を持っているところです。
きっと彼女の場合、上で挙げたような技術は、自分の本心を真っ直ぐに表現するための「手段」なんだと思います。
非常に豊かな表現力。引き出しの多さ。
上でも書いてくれていますが、小学5年生の頃からお芝居を始めたということで…つまり、既に芸歴約20年ということになりますからそれにも納得です。
稽古中も、こちらが何も言わずとも「こういうパターンもあるよ」「こうなったらどうだろう」と、絶えずお芝居を通して色々な提示をしてくれます。
俳優とセッションをしながら創作がしたいぼくにとって、彼女のような俳優が稽古場にいてくれることがどれほどありがたいか。
これからも稽古を重ねていきながら、丁寧に魅力的を引き出していきたいと思えるキャストの1人です。
そんな彼女に今回お願いしているのは、「シブヤ」という名前のチョウチョの役です。イントネーションは街の渋谷と同じ、シブヤ。
この言葉から連想される事象は、人によって様々だと思いますが、ぼくなりのイメージを詰め込みつつ、観客にも中野さん自身の魅力が少しでも伝わることを願って書き上げました。
賢くて、視野が広くて、それでいてちょっと変わっている彼女。
「歩」という名前に込められた想いの通り、作品を照らす存在になりますように。
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