石垣エリィ(エリー役)


【プロフィール】
生年月日:1988年11月5日 
出身地:神奈川県
身長:150cm
特技:光の速度で人の長所をみつける
趣味:モチカワウソ集め

【略歴】
劇団四季が発足した日本初の演劇科、関東国際高等学校演劇科21期生。18歳で吉本興業THEフォービーズにて女優デビュー。数々の作品で主演を務める。代表作は某夢の国テーマパークレギュラーショー主演、三越劇場ファミリーミュージカル『アルプスの少女ハイジ』ペーター役(日本全国ツアー)、ブロードウェイミュージカル『You’re a Good Man, Charlie Brown』ルーシー役等。
演技講師として日本ナレーション演技研究所とワタナベエンターテイメントに在籍。女優業と並行して演劇プロデュース団体“エリィジャパン”を立ち上げる。

Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ


本作の主人公と同じように、何も取り柄が無いと感じていて、クラスでも浮いた存在のいじめられっこだったんですが、はじめての学芸会で一言だけの役をもらって、はじめて人に褒められて、嬉しくて、気づいたらこうなってました

Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの


やっぱりディズニー作品ですかね。

学校から帰ってきて(たまに嫌になって早退してきて)VHSがすり減って再生できなくなるくらい観てました。わたしにとっての救済でした。いつか自分じゃないだれかになれるかも、と。

Q3.私の好きなこと・もの(なんでもOK)


エリィジャパンという劇団をやってるんですが、みんなの実家のような場所を作りたいという想いでやっていて、出演者達が楽しそうにしていたり、仲良くなっていくのが私にとっての1番幸せな時間で、何にも変え難い時間です。

Q4.あなたにとってお芝居とは


ひとりにさせないための場所

Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象


私は演技講師をしているんですが、以前私のレッスンに「プリンセスになりたい男の子」が来ました。ディズニーパレードの映像を熱心に観て、動きを研究している彼の姿をみて、どこか昔の自分に重ね合わせていました。楽しくレッスンをした後に彼から
僕はプリンセスになれますか?
と聞かれました。私は何も言えませんでした。

脚本を読んだ後に、その子に今だったら言ってあげれることがあるなって思いました。

諦めるな

Q6.最後に、観てくださる方に向けて自由にメッセージ


ライトでかわいくらしくてとても優しい空気を纏っている作品で、観劇初心者の方でも楽しく観ていただけるんじゃないかなと思います。あと私歌うので、シンガーエリィファンのみなさまもお楽しみに!

一緒に冒険しましょう。

作・演出 阿久津京介よりコメント


エリィさん。
女優として、これまで数々の作品で主演を務めるほか、演技講師としても活動しており、さらには エリィジャパン という演劇団体の主宰まで務めている、肝の据わった、胆力のある方です。
俳優としては比較的小柄ながらも、その堂々とした立ち居振る舞いの影響で、お芝居をしているときのエリィさんはとんでもなく大きく見えます

エリィさんと初めて会ったのは、コロナ禍に開催したとあるオンライン演劇企画。
端的に言うと読んで字のごとく「オンラインで演劇祭を行う」といった趣旨のもので、企画や集まったクリエイターのやろうとしていたこと自体はすごく面白い部分があったものの、やはり情勢的に厳しい部分も多く、イベント当日、企画は中止を余儀なくされました。
結果として苦い思い出とはなってしまったものの、そこから、今でもご縁の繋がっている出会いがあったりと、ぼく自身、参加して良かったなと今でも思っています。

また、厳密に言えばチームが違ったので、その企画においてぼくはエリィさんと一緒に創作していないのですが、現場で見かけた少しの時間だけでも、エリィさんのことは強く印象に残っていました。
お客様のことを第一に考え、行動する姿勢。
現場での対応力。創作者へのリスペクト。
「いつかこんな人になりたい」と思える人。

それから数年。
今回の公演の情報公開をして間もなく、なんとエリィさんは、他の俳優たちと同じくオーディションに応募をしてきてくださいました。
初めてお会いしてからもかなり時間が経っていましたし、何よりぼくのことを覚えていてくれているとは全く思っていなかったので、エリィさんから応募があって、とても驚きました。
石垣エリィって、あの石垣エリィだよな?
何度メールを読み返しました。
石垣エリィでした。
加えて、オーディションの応募備考欄には「何か力になれないかと思って」との文言まで。なんて献身的で、謙虚で、温かい人なんだろう。
稽古が進んだ現段階でも、 ぼくがいない間にキャスト陣の歌唱指導を引き受けてくださったり、俳優たちと積極的にコミュニケーションを取ってくれたりと、みんなをぐいぐいと引っ張っていってくれています。

実は、ご自身の団体以外で客演をするのは本当に久しぶりだというエリィさん。
自分の団体の本番を終えてからすぐにこちらに合流、という超過密スケジュールの中、今回ご一緒していただいています。
もあダむを選んでくれて、心から嬉しいです。

今回エリィさんにお願いしているのは「女王アリ」「エリー」という役です。
ただのアリじゃありません。女王アリです。
どんなことでもどっしりと受け止めてくれる、懐の広いエリィさんにぴったりな役。今作でも他にも登場するアリたちのお母さんの役です。
(余談ですが、今作に登場するアリたちの衣装にはとある共通点を入れています。探してみてください)

また、この役は本作でも特に異質な役です。
2幕構成の今作。
エリーが初登場するのはその物語中盤、2幕からです。
場を温めて、温めて、満を持して登場する役。

さらに言うと、本作で唯一、エリーにはバンド隊を率いてソロ歌唱するシーンを用意しています。
これがまたとんでもなく魅力的
某テーマパークでもキャストとして仕事をしていただけあって、ファンサービス も非常に丁寧。対応力も抜群です。

エリィさんには大きい舞台がよく似合う
ぼく自身、エリィさんが吉祥寺シアターの舞台上を自由に使い、歌い上げる姿を早く観たくてたまりません
もう普通にファンです。

視野が広く、稽古時間内外でも、ぼくに気を遣ってくださるエリィさん。
ぼくが困っているときには「〇〇しましょうか?」と提案してくれたり、ぼくが演出をしているときにも、ただじっと待って、最後には必ず、「わかりました」と敬語で答えてくれます。
決して押し付けることなく、さらりとぼくのフォローをしてくれるエリィさんのその姿に、いつも救われています。

ぼくが愛している役者たちを、既に同じくらい深く愛してくれているエリィさん。
この作品を観に来てくださるお客様にも、その愛が受け取ってもらえますように

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