
【プロフィール】
生年月日:1995年2月16日
出身地:神奈川県出身
身長:167センチ
特技:殺陣、和物の所作・着付け、身体表現、物作り
趣味:爬虫類研究、メダカ飼育、家庭菜園
【略歴】
18歳で故蜷川幸雄氏が主宰する『さいたまネクスト・シアター』に俳優として最年少合格を果たす。
国内は元より、パリ、香港、ルーマニアなど海外公演を含む数々の蜷川作品に出演。2025年、ゴツプロ!第十一回公演「流浪樹〜The Wanderer Tree~」にて、本多劇場、台湾公演に出演し好評を得た。★☆北区AKTSTAGE解散公演第一弾「つか版忠臣蔵」(北とぴあつつじホール)では、得意の剣殺陣を大舞台で存分に披露し、喝采を得た。
活動は俳優に留まらず、演出・舞台美術・舞台監督など、活動は多岐に渡る。

Q1.演劇、俳優を始めたきっかけ
「周りと違うことをしてみたい」と思って高校の頃にスタートしました。
勉強から逃げたいという思いもあったり。
強い意志というよりは、若さゆえの勢いで始めました。
Q2.影響を受けたもの、自分をカタチ作ったもの
蜷川幸雄氏
まだ演劇の右も左もわからない10代の頃に蜷川さんに出会い、人もセットもめまぐるしく入れ替わる「おもちゃ箱」のような稽古場を毎日眺めていました。
蜷川さんの舞台で何度も海外へ連れて行っていただきましたが、当時はただ必死に喰らいつくことしかできない日々でした。多感な時期に蜷川さんから見せていただいた多くの景色、たくさんの言葉、その全てが自分自身の演劇人としての根幹を形成しています。

Q3.私の好きなこと・もの(なんでもOK)
食べ物は餃子が好きです。
子どもの頃から生物全般に興味があって、役者を目指す前はガラパゴス諸島の研究員を目指していました。伝説のピンクのイグアナを見てみたい。
実生活ではリクガメとメダカとノコギリクワガタを飼育しています。
旅行に行くのは名古屋です。動物園とか水族館とかお城とか味噌煮込みうどんとか・・・
知らない街を歩いたり、旅をするのも好きで、特に船や飛行機に乗るのが好きです。
ペンキを塗ったり、物を創作するのも好きで、最近はアニメを見るのもはまっています。
どちらかと言うと一人で色々楽しめるタイプの人間だと思います。
Q4.あなたにとってお芝居とは
大前提として、仕事として責任を持って臨んでいますが、心持ちとしては全力の趣味と思うようにしています。
好きでやってるからこそ、手を抜く理由も怖気ついてる暇もないよな、と。
嫌ならやらなければいい、好きでやってるんだからとことんまで突き詰めなきゃ、と。
自分にはこのスタンスで臨むようになってからの方がのびのびと演劇に向き合うことが出来ています。

Q5.今回の脚本を読んだ時の感想、印象
あまりにも優しい世界観だと思いました。
可愛くてとっても温かい物語です。
なにより阿久津君とはまだ出会って間もなかったので、ミステリアスな雰囲気をまとっている彼が、こんな優しい物語を生み出せるのかとさらに興味が湧きました。
Q6.最後に、観てくださる方に向けて自由にメッセージ
俳優として「アイツまたぶっ飛んでんな」と皆さまに楽しんで頂けるようにストイックに作品とダンゴムシのナナシ役に心血注いで作り上げていきたいと思います。
責任をもって、観てよかったと必ず思ってもらえる作品にしていきます。
作・演出 阿久津京介よりコメント
もあダむvol.3『もうそうしよう』。
約1ヶ月にわたってお送りしてきたキャストインタビュー。
お待たせしました。
最後にご紹介するのは本作の主演、銀ゲンタさんです。
日本を代表する演出家の一人、蜷川幸雄さん率いる「さいたまネクスト・シアター」に史上最年少で合格するなど、彼の薫陶を色濃く受けた、名実ともに素晴らしい俳優です。
また、俳優として活動をする傍ら、ときには舞台監督を務め上げたり、舞台のプロデュースも積極的に行っていたりと、彼は常に、「作品」に接することのできる環境に身を置いています。
「環境で人は育つ」とよく言いますが、誰よりも純粋で、真っ直ぐな感性を持っている彼ですから、このように俳優として活動する時間以外でも多くの作品に触れることで、知見を得て着実に成長しているに違いありません。
もちろん俳優としても、役柄のことを、作品のことを誰よりも深く考えています。
しかもそれを、他人に押し付けず、背中で見せることができる俳優。
良い作品を創りたいと思っているからこその姿勢。
挑戦をし続ける姿勢。失敗を恐れない心。
銀ゲンタとは、アツくて、美しい俳優なのです。
自分でも意外だったんですが、ゲンタくんと知り合ってから、まだ1年も経っていません。
それでも、初めて会ったそのときから、ぼくはゲンタくんに対して不思議なシンパシーを感じていました。
年齢も近く、同年代であること。
今どき珍しいくらいのハングリーさと、尽きることのない向上心。泥臭さ。
一生懸命にやるのは恥ずかしいことじゃないんです。
むしろこのひたむきさこそが、特に今作においてぼくが求めているもの。
そういう意味でも、総勢16名が出演する今作の中心は彼しかいません。
勇気を出してゲンタくんに声を掛けて良かったなと心から思います。
そんなゲンタくんに今回お願いしているのは「ダンゴムシ」の「ナナシ」。漢字で書けば「名無し」。今作の主人公です。
好奇心旺盛な、無垢で純粋な男の子。
「立派なダンゴムシになりたい」という夢を持つ彼がニンゲン、「ハカセ」と出会うことで、物語は大きく動き出します。
そしてナナシには、本人も知らない「重大な秘密」があって…
ここからは是非、劇場でお確かめください。
エネルギーに溢れ、その場で生きることのできる俳優、銀ゲンタ。
間違いなく、これからの演劇界を牽引していく存在になると思います。
5年後、10年後、20年後。
一体彼がどんな俳優になっていくのか。今から楽しみでなりません。
余談ですが、実はぼくたちには「中田顕史郎」という共通の俳優の先輩がいます。
今回の公演が決まって、オーディションをして、稽古に入った後、顕史郎さんから久しぶりに連絡がありました。
「阿久津お前、ゲンちゃんと芝居すんのか」
「面白そうだな。阿久津とゲンちゃんの創作は見てみたい。稽古場行っていいか」
ドラマトゥルク(※公平な第三者。俳優と演出家の間に入って稽古場が安全な環境かどうかジャッジする人)としても名高い顕史郎さんからのお声がけですから、もちろん二つ返事で了承しました。
それから幾ばく日。
稽古最終盤に差し掛かった今も、顕史郎さんはぶっきらぼうな顔で演出席に座り、稽古場をただ見守ってくれています。
「ゲンちゃんはやっぱ良いな。それに、みんな若いのに良いキャストが揃ってる。
このまま思い切り行け。守るな。置きに行くな。勝ちに行け。ただやるんだ。」
脚本が真っ直ぐだからこそ、演じるにあたってものすごい熱量を要する本作。
旗手を務めるはエネルギーの塊、銀ゲンタ。
全力で。真っ直ぐ。
みんなで!勝ちにいきましょう。
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